平成29年度 No.54論点:安全管理重要度 A配点 1点未着手

地山の掘削作業の災害防止

これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年10月22日(日)実施) No.54の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。

事業者が,地山の掘削作業における災害を防止するために実施しなければならない事項に関する次の記述のうち,労働安全衛生法上,誤っているものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) 掘削面の高さが2m以上となる場合は,地山の掘削作業主任者の特別教育を修了した者を地山の掘削作業主任者に選任する。

解き方

  1. 掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削の作業(労働安全衛生法施行令第6条第9号)では、地山の掘削及び土止め支保工作業主任者技能講習を修了した者のうちから地山の掘削作業主任者を選任しなければならない(労働安全衛生規則第359条)。
  2. 作業主任者の資格は特別教育ではなく技能講習の修了であり、(3)が誤っている。(1)は第355条、(2)は第521条第1項、(4)は第537条のとおりである。

選択肢ごとの解説

  1. (1)正しい。形状、地質、き裂、湧水、埋設物、ガス等を調査する(第355条)。
  2. (2)正しい。安全帯等を安全に取り付けるための設備等を設ける(第521条第1項)。
  3. (3)誤り。作業主任者は技能講習を修了した者から選任する(第359条)。
  4. (4)正しい。防網の設備、立入区域の設定等の措置を講ずる(第537条)。
引っかけ:作業主任者になれるのは「技能講習修了者」か「免許者」であり、「特別教育」は作業者として業務に就くための教育である。
現行法令との関係:(2)の「安全帯等」は、労働安全衛生規則等の一部を改正する省令(平成30年厚生労働省令第75号、2019年2月1日施行)で「要求性能墜落制止用器具等」に改められた(第521条)。規定の内容は同じで、この問題の答えは変わらない。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年10月22日(日)実施) No.54。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する