保護具の使用
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年10月22日(日)実施) No.52の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
建設工事における保護具の使用に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 保護帽は,大きな衝撃を受けた場合には,損傷の有無を確認して使用する。
解き方
- 保護帽は、一度でも大きな衝撃を受けたものは、外観に損傷が見られなくても性能が低下しているおそれがあるので使用せず、交換する。損傷の有無を確認して使用するとした(1)が適当でない。
- 安全帯(現行の墜落制止用器具)のフックは、落下距離を小さくするため、できるだけ高い位置に取り付ける。胴ベルト型はできるだけ腰骨の近くで、ずれが生じないよう確実に装着し、保護帽は型式検定合格標章の貼付を確認して使用する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。大きな衝撃を受けた保護帽は外観に異常がなくても使用しない。
- (2)適当。フックはできるだけ高い位置に取り付け、落下距離を小さくする。
- (3)適当。型式検定合格標章の貼付を確認して使用する。
- (4)適当。胴ベルトは腰骨の近くに、ずれないよう確実に装着する。
引っかけ:保護帽は「損傷を確認して使う」ではなく「大きな衝撃を受けたら交換する」である。
現行法令との関係:安全帯は、労働安全衛生法施行令の改正(平成30年政令第184号、2019年2月1日施行)で「墜落制止用器具」に改められ、高さ6.75mを超える箇所ではフルハーネス型を使用することとされた。胴ベルト型(一本つり)も条件つきで墜落制止用器具として使え、(2)(4)の内容は「墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドライン」でも同じなので、この問題の答えは変わらない。
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→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年10月22日(日)実施) No.52。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する