平成29年度 No.14論点:コンクリート構造物の劣化・補修重要度 B配点 1点未着手

コンクリートの劣化機構

これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年10月22日(日)実施) No.14の問題です。論点は「コンクリート構造物の劣化・補修」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

コンクリートの劣化機構について説明した次の記述のうち,適当でないものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) 中性化は,コンクリートの酸性が空気中の炭酸ガスの浸入などにより失われていく現象である。

解き方

  1. 中性化は、空気中の二酸化炭素(炭酸ガス)がコンクリート内に侵入して水酸化カルシウムなどと反応し、コンクリートの「アルカリ性」が低下していく現象である(コンクリート標準示方書[維持管理編])。
  2. 中性化が鋼材位置に達すると不動態皮膜が失われて鋼材が腐食しやすくなる。「酸性が失われる」とする (3) が適当でない。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。化学的侵食は、硫酸や硫酸塩などとの反応でコンクリートが溶解・劣化する現象である。
  2. (2)適当。塩害は、侵入した塩化物イオンにより鉄筋の腐食が引き起こされる現象である。
  3. (3)適当でない。中性化は、炭酸ガスの侵入などによりコンクリートのアルカリ性が失われる現象である。
  4. (4)適当。疲労は、繰返し荷重で微細なひび割れが発生・進展し、大きな損傷に至る現象である。
引っかけ:健全なコンクリートは強いアルカリ性(pH12〜13程度)で、中性化はその「アルカリ性」が失われる現象である。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年10月22日(日)実施) No.14。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する