コンクリートの打継目の施工上の留意点
これは1級土木施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月5日(日)実施) 問題8の問題です。論点は「コンクリート」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの打継目に関する次の2項目について,施工上の留意点をそれぞれ1つずつ解答欄に記述しなさい。
ただし,解答欄の(例)と同一内容は不可とする。
① 打継目の位置を決める際の留意点
② 水平打継目の処理の留意点
解答欄
正解
① 打継目は,できるだけせん断力の小さい位置に設け,打継面を部材の圧縮力の作用方向と直角にする。
48 字① やむを得ずせん断力の大きい位置に打継目を設けるときは,ほぞや溝を設けるか,鉄筋を配置して補強する。
① 海洋・港湾構造物では,最高潮位から上60cm,最低潮位から下60cmの間の感潮部分に打継目を設けない。
① 温度応力や乾燥収縮によるひび割れの発生を考慮して,打継目の位置と打込み区画を定める。
② 旧コンクリート表面のレイタンス,品質の悪いコンクリート,緩んだ骨材粒を完全に取り除き,表面を粗にして十分に吸水させる。
61 字② 凝結が終わった後,硬化する前に高圧の空気や水で表面の薄層を除去し,粗骨材の粒を露出させる。
② 旧コンクリートが硬化した後は,ワイヤブラシで表面を削るかチッピングで粗にしてから十分に吸水させる。
② 打ち継ぐ前に型枠を確実に締め直し,打継目の型枠に接する線はできるだけ水平な直線とする。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- コンクリート標準示方書[施工編:施工標準]の打継目による。打継目の位置は,せん断力の小さい位置とし,打継面を部材の圧縮力の作用方向と直角にするのが原則。海洋・港湾構造物では感潮部分(最高潮位から上60cm~最低潮位から下60cm)を避け,温度ひび割れも考慮する。
- 水平打継目は,旧コンクリート表面のレイタンス・品質の悪いコンクリート・緩んだ骨材粒を取り除いて粗にし,十分に吸水させてから打ち継ぐ。処理は硬化前(高圧の空気・水)か硬化後(ワイヤブラシ・チッピング)に行い,型枠を締め直す。
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令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月5日(日)実施) 問題8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する