車両系機械の掘削・積込み作業の災害防止
これは1級土木施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月5日(日)実施) 問題10の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
建設現場における,車両系機械による掘削又は積込み作業中の労働災害とその防止対策について,労働安全衛生規則に定められている,事業者が実施すべき事項を5つ解答欄に記述しなさい。

解答欄
正解
運転中の機械に接触するおそれのある箇所への作業従事者の立入りを禁止する(誘導者に誘導させる場合を除く)。
52 字運転者が運転位置から離れるときは,バケットを地上に下ろし,原動機を止めて走行ブレーキをかけさせる。
パワー・ショベルによる荷のつり上げなど,機械を主たる用途以外に使用しない。
あらかじめ作業計画(機械の種類・能力,運行経路,作業の方法)を定め,関係労働者に周知する。
45 字あらかじめ作業場所の地形・地質の状態等を調査し,その結果を記録しておく。
最高速度が10km/hを超える機械は,地形・地質に応じた制限速度を定め,それにより作業を行う。
路肩や傾斜地で転倒・転落のおそれがあるときは,誘導者を配置し,機械を誘導させる。
40 字転倒・転落を防ぐため,運行経路の路肩の崩壊防止,地盤の不同沈下の防止,必要な幅員の保持を行う。
転倒・転落のおそれのある場所では,転倒時保護構造とシートベルトを備えた機械を使い,シートベルトを使用させる。
点検者を指名し,作業開始前・大雨の後・中震以上の地震の後に,地山の浮石・き裂・湧水等を点検させる。
49 字地山の崩壊や土石の落下のおそれがあるときは,土止め支保工や防護網を設け,作業従事者の立入りを禁止する。
掘削面の高さが2m以上の地山の掘削では,地山の掘削作業主任者を選任し,作業を直接指揮させる。
誘導者を置くときは一定の合図を定め,誘導者にその合図を行わせる。
32 字その日の作業を開始する前に,機械のブレーキ及びクラッチの機能を点検する。
明り掘削の作業に従事する労働者に保護帽を着用させる。
積込み作業の指揮者を定め,作業計画に基づいて作業の指揮を行わせる。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 労働安全衛生規則の車両系建設機械(第154条~第171条),車両系荷役運搬機械等(ダンプトラックなど貨物自動車:第151条の3~第151条の15),明り掘削(第355条~第367条)から,図の状況(バックホウの旋回範囲に作業員がいる,斜面の直下での作業,合図者,沢沿いの路肩)に当てはまる事業者の義務を5つ書く。
- 調査・作業計画,制限速度,転倒・転落の防止と誘導者,接触防止の立入禁止,合図,運転位置を離れるときの措置,作業開始前点検,地山の点検・崩壊防止,作業主任者・保護帽など,別々の条文から選ぶと重複しない。
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令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月5日(日)実施) 問題10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する