コールドジョイントの防止対策
これは1級土木施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年10月6日(日)実施) 問題9の問題です。論点は「コンクリート」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートを打ち重ねる場合に,コールドジョイントの発生を防止するための打込み又は締固めにおける対策を2つ解答欄に記述しなさい。
解答欄
正解
対策 1 模範解答
許容打重ね時間間隔を守り,外気温25℃以下では2.5時間以内,25℃を超えるときは2.0時間以内に上層を打ち重ねる。
58 字別解
打込み区画・順序と1層の打込み高さ(40~50cm以下)を計画し,打重ね時間間隔内に打ち終えられるよう運搬・打込みの能力を確保する。
生コン車の到着が途切れないよう打込み速度に合わせた配車計画を立て,ポンプの故障に備えて予備の機械を準備する。
対策 2 模範解答
上層の締固めでは,棒状バイブレータを下層のコンクリート中に10cm程度挿入し,上層と下層を一体化させる。
52 字別解
暑中などで下層の表面が乾燥しやすいときは,覆いや散水で打重ね面を湿潤に保ち,下層が固まり始める前に打ち重ねる。
打重ね面にブリーディング水がたまったときは,取り除いてから上層を打ち込み,下層まで挿入して締め固める。
要点(書けていたものにチェック)対策 1対策 2
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- コールドジョイントは,先に打ち込んだ下層が固まり始めてから上層を打ち重ねると生じる。コンクリート標準示方書[施工編]は,許容打重ね時間間隔を外気温25℃以下で2.5時間,25℃を超えるときは2.0時間とし,上層の締固めでは内部振動機を下層に10cm程度挿入するとしている。
- 打込み(時間間隔の管理・打込み計画・供給能力)と締固め(振動機の挿入)の観点から1つずつ書くとまとまる。
引っかけ:問われているのは打込み又は締固めの対策。配合(遅延形の混和剤)や打継目の処理(レイタンスの除去)は対象外。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題4コンクリートの養生(穴埋め)
令和8年度 問題9コンクリートのひび割れの防止対策(状況図から選択)
令和7年度 問題5鉄筋の加工・組立の品質管理と検査(穴埋め)
令和7年度 問題8コンクリートの打継目の施工上の留意点
令和6年度 問題4暑中コンクリートの打込み(穴埋め)
論点ページ:コンクリートの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年10月6日(日)実施) 問題9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する