鉄筋の加工・組立の品質管理と検査(穴埋め)
これは1級土木施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月5日(日)実施) 問題5の問題です。論点は「コンクリート」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
鉄筋の加工・組立に関する品質管理と検査に関する次の文章中の[ ]の(イ)〜(ホ)に当てはまる適切な語句を解答欄に記述しなさい。
(1) 柱・梁とスラブ等の部材接合部においては鉄筋が錯綜するため,部材ごとの加工組立図だけでは実際の組立状態が把握できないこともある。このため,(イ)を活用し鉄筋の組立が可能かどうか事前に確認しておくことが望ましい。
(2) 鉄筋の加工や組立において(ロ)を加えることは材質の著しい低下につながるので,特に疲労が問題となるような構造物,部材では避ける必要がある。
(3) 鉄筋の(ハ)を正しく保つために,本体コンクリートと同等以上の品質を有するモルタル製あるいはコンクリート製等のスペーサを必要な間隔に配置しなければならない。
(4) 組み立てた鉄筋の一部が長時間大気にさらされる場合には,鉄筋の(ニ)処理を行うか,シート等による保護を行うものとする。
(5) ガス圧接継手で正常に接合されていることを確認する方法には,外観検査と(ホ)探傷検査がある。
解答欄
正解
| (イ) | 3次元CAD(三次元CAD・3次元データ・3次元モデル・3D-CAD・BIM/CIM も正解) |
|---|---|
| (ロ) | 熱(加熱 も正解) |
| (ハ) | かぶり(かぶり厚・被り も正解) |
| (ニ) | 防錆(防せい・さび止め・錆止め も正解) |
| (ホ) | 超音波 |
解き方
- コンクリート標準示方書[施工編:施工標準]の鉄筋工による。部材接合部など鉄筋が錯綜する箇所は,部材ごとの加工組立図だけでは組立状態が分かりにくいので,3次元CAD(3次元モデル)で組立の可否を事前に確かめる。
- 鉄筋は常温で加工するのが原則で,加工や組立で熱を加える(加熱曲げ・点溶接など)と材質が著しく低下し,特に疲労強度が下がるので,疲労が問題となる部材では避ける。かぶりを正しく保つため,本体コンクリートと同等以上の品質のモルタル製・コンクリート製スペーサを必要な間隔に配置する。
- 組み立てた鉄筋が長時間大気にさらされるときは防錆処理を行うかシート等で保護する。ガス圧接継手の検査は外観検査と超音波探傷検査による。
引っかけ:(ロ)は「〜を加える」につながる「熱」(常温加工の原則)。点溶接も熱を加える行為だが,文の形から「熱」と書く。(イ)は3次元のCAD・モデル・データのいずれでも趣旨は同じ。(ホ)は現場のガス圧接継手の検査の標準である「超音波」探傷検査。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月5日(日)実施) 問題5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する