暑中コンクリートの打込み(穴埋め)
これは1級土木施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年10月6日(日)実施) 問題4の問題です。論点は「コンクリート」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
暑中コンクリートの打込み時の留意点に関する次の文章中の[ ]の(イ)〜(ホ)に当てはまる適切な語句又は数値を解答欄に記述しなさい。
(1) 暑中コンクリートでは,充塡性を確保するため打込み時の最小(イ)が満足できるよう,あらかじめコンクリートの経時変化を確認しておく。
(2) 暑中コンクリートの練混ぜ開始から打込み終了までの時間は(ロ)時間以内であることを原則とする。
(3) 暑中コンクリートでは,打継面や打ち込まれたコンクリート表面等は乾燥しやすく,打継ぎ部や打重ね部における(ハ)の低下を招く可能性があるので,散水や覆い等により湿潤状態を保つ必要がある。
(4) 直射日光を受けて鋼製型枠,鉄筋等が非常に高温の状態になっている場合には,打ち込まれたコンクリートが急激に(ニ)することがあるため,散水や覆い等によって高温になることを防止する。
(5) 暑中コンクリートの打込み時のコンクリート温度の上限は,(ホ)℃以下を標準とする。
解答欄
正解
| (イ) | スランプ |
|---|---|
| (ロ) | 1.5(1.5時間・1時間30分 も正解) |
| (ハ) | 一体性 |
| (ニ) | 凝結 |
| (ホ) | 35(35℃ も正解) |
解き方
- コンクリート標準示方書[施工編:特殊コンクリート]の暑中コンクリート(打込み)による。打込み時の最小スランプを満足できるよう,スランプの経時変化をあらかじめ確認しておき,練混ぜ開始から打込み終了までは1.5時間以内を原則とする。
- 暑中は打継面や打込み面が乾燥しやすく,打継ぎ部・打重ね部の一体性が低下するので散水や覆いで湿潤に保つ。直射日光で非常に高温になった鋼製型枠・鉄筋に接したコンクリートは急激に凝結するおそれがあるので,散水・覆いで高温を防ぐ。打込み時のコンクリート温度の上限は35℃以下が標準。
引っかけ:(ロ)は外気温25℃以下の一般の場合の2時間ではなく,暑中の1.5時間。(ニ)は高温の型枠・鉄筋でセメントの水和が速まることを指す「凝結」で,「乾燥」ではない。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題4コンクリートの養生(穴埋め)
令和8年度 問題9コンクリートのひび割れの防止対策(状況図から選択)
令和7年度 問題5鉄筋の加工・組立の品質管理と検査(穴埋め)
令和7年度 問題8コンクリートの打継目の施工上の留意点
令和6年度 問題9コールドジョイントの防止対策
論点ページ:コンクリートの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年10月6日(日)実施) 問題4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する