コンクリートの養生の施工上の留意点
これは1級土木施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年10月1日(日)実施) 問題8の問題です。論点は「コンクリート」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの養生に関する施工上の留意点を5つ,解答欄に記述しなさい。
解答欄
正解
打込み後,硬化を始めるまでは,直射日光や風による水分の逸散を防ぐため,露出面をシート等で覆う。
47 字せき板が乾燥するおそれがあるときは散水して湿潤に保ち,型枠を外した後も湿潤養生を続ける。
硬化後は,散水・湛水や湿らせた養生マットで覆うなどして,露出面を湿潤状態に保つ。
湿潤養生期間は,日平均気温15℃以上で普通ポルトランドセメント5日,混合セメントB種7日以上とする。
50 字湿潤養生期間は,日平均気温10℃以上で普通ポルトランドセメント7日,早強ポルトランドセメント4日以上とする。
混合セメントを用いる場合は,普通ポルトランドセメントより湿潤養生期間を長くとる。
膜養生剤は,コンクリート表面の水光りが消えた直後に,散布むらのないよう所定量を散布する。
44 字暑中コンクリートは,打込み後少なくとも24時間は露出面を湿潤に保ち,養生期間を5日以上とする。
打継目や型枠を外した面など養生が途切れやすい箇所も,湿潤養生の期間中は乾燥させない。
寒中コンクリートは,初期凍害を防ぐ強度が得られるまで5℃以上に保ち,その後2日間は0℃以上に保つ。
49 字給熱養生は,局部的な加熱や乾燥を避け,養生を終えるときは急激に温度を下げないようにする。
蒸気養生は,打込み後2~3時間以上おいてから始め,温度上昇は1時間に20℃以下,最高65℃とする。
養生中は,有害な振動・衝撃や過大な荷重が加わらないよう,立入りや資材の仮置きを制限する。
44 字マスコンクリートは,内部と表面の温度差によるひび割れを防ぐため,断熱材で保温し急冷を避ける。
養生期間中は,コンクリートの温度と外気温を測って記録し,養生方法や期間を調整する。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- コンクリート標準示方書[施工編:施工標準]の養生(湿潤養生・温度制御・有害な作用からの保護)に,寒中・暑中・マスコンクリートの養生の標準を加えて,観点が重ならないよう5つ書く。
- 湿潤養生期間の標準:日平均気温15℃以上で普通ポルトランド5日・混合セメントB種7日・早強3日,10℃以上で7日・9日・4日,5℃以上で9日・12日・5日。
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令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年10月1日(日)実施) 問題8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する