TS・GNSS締固め管理の日常管理帳票
これは1級土木施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年10月1日(日)実施) 問題9の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
TS(トータルステーション)・GNSS(全球測位衛星システム)を用いた盛土の締固め管理において,本施工の日常管理帳票として,作成する資料について下記①〜④から2つ選び,その番号,作成時の留意事項を解答欄に記述しなさい。
① 盛土材料の品質の記録
② まき出し厚の記録
③ 締固め回数分布図と走行軌跡図
④ 締固め層厚分布図
解答欄
正解
① 盛土材料の品質の記録:試験施工で施工仕様を決めた材料と同じ土質であることを示すため,搬出した土取場(土質名)と施工含水比を記録する。
68 字② まき出し厚の記録:試験施工で決めたまき出し厚以下であることを示すため,200mに1回写真を撮り,毎回の走行標高データをログファイルに残す。
④ 締固め層厚分布図:写真管理に代えるときは,毎回の締固め後にログファイルから出力し,層番号と平均層厚を記して全数・全層で作成する。
③ 締固め回数分布図と走行軌跡図:毎回の締固め後にログファイルを保存して出力し,全面が規定回数以上であることを確認できるよう全数・全層で作成する。
73 字④ 締固め層厚分布図:管理ブロックごとの締固め層厚を表示し,全面を確実にまき出し・締め固めたことを層ごとに確認できるようにする。
② まき出し厚の記録:まき出し厚が規定を超えた箇所は敷き直してから締め固め,写真とログファイルの記録を日々整理する。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 国土交通省「TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領」(令和2年3月)の3.5(盛土施工結果の資料作成・提出)による。試験施工で決めた材料・まき出し厚・締固め回数どおりに施工したことを,日常管理帳票で確認して保管する(これらが確認できれば現場密度試験は原則省略できる)。
- ①は土取場(土質名)と施工含水比を記録(締固め回数分布図に記載すれば別資料は不要)。②は200mに1回の写真撮影と毎回の走行標高データのログファイル記録。③は毎回の締固め後にログファイルから出力し,工事名・作業日・層番号・施工含水比・まき出し厚・規定回数などを記載して全数・全層で作成。④はまき出し厚の写真管理に代える場合に,管理ブロックごとの締固め層厚と平均層厚を記載して全数・全層で作成する。
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令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年10月1日(日)実施) 問題9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する