切梁式土留め内の掘削の実施方法・留意点
これは1級土木施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年10月2日(日)実施) 問題8の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
下図のような切梁式土留め支保工内の掘削に当たって,下記の項目①〜③から2つ選び,その番号,実施方法又は留意点を解答欄に記述しなさい。
ただし,解答欄の(例)と同一内容は不可とする。
① 掘削順序
② 軟弱粘性土地盤の掘削
③ 漏水,出水時の処理

解答欄
正解
① 掘削順序:切梁の設置段ごとに段階的に掘り下げ,各段は切梁位置の下0.5m程度までの掘削にとどめ,腹起し・切梁を設置してから次の段に進む。
70 字① 掘削順序:土留め壁に偏った土圧がかからないよう左右対称に均等に掘り下げ,掘削後は速やかに支保工を設置して壁の変形を抑える。
③ 漏水,出水時の処理:土留め壁の継手からの漏水は背面土砂の流出や周辺地盤の沈下を招くため,止水材の充填や薬液注入で早期に止水する。
② 軟弱粘性土地盤の掘削:ヒービングの安定を事前に検討し,根入れ長の確保や地盤改良を行う。掘削中は底面の隆起と土留め壁の変位を計測する。
68 字② 軟弱粘性土地盤の掘削:一度に広く掘らず区画に分けて掘削し,床付け後は速やかに捨てコンクリートを打つ。機械は敷鉄板上で作業し地盤を乱さない。
③ 漏水,出水時の処理:出水が多く土砂を伴うときは掘削を中止し,掘削内への注水や埋戻しで内外の水位差を小さくし,原因を調べて対策する。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 道路土工 仮設構造物工指針や土木工事安全施工技術指針に沿い,土留め壁・支保工の安定(過掘りや偏土圧の防止),軟弱粘性土のヒービングと地盤の乱れ,漏水による土砂流出・ボイリングの防止の観点で書く。
- ①~③から2つ選び,番号を付けて実施方法または留意点を1つずつ具体的に書く。
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令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年10月2日(日)実施) 問題8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する