切土法面排水の目的と排水処理の留意点
これは1級土木施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年12月6日(日)実施) 問題7の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
切土法面排水に関する次の(1),(2)の項目について,それぞれ1つずつ解答欄に記述しなさい。
(1) 切土法面排水の目的
(2) 切土法面施工時における排水処理の留意点
解答欄
正解
法面を流下する雨水などの表面水を速やかに集めて排除し,法面の侵食や洗掘を防止する。
41 字法面に浸透する地下水や湧水を排除して地山の間隙水圧の上昇を抑え,法面の崩壊やすべりを防止する。
切土の上方の斜面から流れ込む表面水を法肩で遮断し,法面への流入を防いで法面の安定を保つ。
法面から集めた水を縦排水溝などで道路の排水施設へ安全に導き,路面や路床への流入による損傷を防ぐ。
掘削に先立って法肩の上部に仮排水溝を設け,上方の斜面からの表面水が施工中の法面に流れ込まないようにする。
52 字施工中の掘削面には排水勾配を付けて雨水をためず,仮排水路で集めて沈砂池を通して場外へ排水する。
湧水のある箇所は水平排水孔や地下排水溝を早めに設けて湧水を排除し,法面の崩壊や肌落ちを防ぐ。
降雨が予想されるときは,掘削中や仕上げた直後の法面をビニールシートなどで覆い,雨水による侵食を防ぐ。
小段排水溝と縦排水溝の接続部には集水ますを設け,溢水や跳水が起きないよう確実に接続する。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 道路土工 切土工・斜面安定工指針(平成21年度版)の法面排水工による。法面排水工は,法面を流下する表面水と,法面に浸透する地下水・湧水を排除して,法面の侵食や崩壊を防ぐために設ける。
- 施工時は,完成後の排水施設ができる前に雨水が法面に流れ込んだり掘削面にたまったりしやすいので,法肩の仮排水溝,掘削面の排水勾配,湧水の早期排除,降雨時の法面の被覆,排水施設の確実な接続などに留意する。(1)(2)とも1つずつ書く。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年12月6日(日)実施) 問題7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する