令和2年度 問題9論点:品質管理重要度 A未着手

盛土の締固め管理の2つの規定方式

これは1級土木施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年12月6日(日)実施) 問題9の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

盛土の締固め管理方式における2つの規定方式に関して,それぞれの規定方式名と締固め管理の方法について解答欄に記述しなさい。

解答欄

0 / 20 字
0 / 90 字
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本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

規定方式 1 の規定方式名 模範解答

品質規定方式

6 字
別解

工法規定方式(規定方式2と順不同)

規定方式 1 の締固め管理の方法 模範解答

盛土に必要な締固め度(例:砂質土の路体は最大乾燥密度の90%以上)を規定し,砂置換法やRI計器で現場密度を測って規定を満たすか確認する。

68 字
別解

粘性土では空気間隙率(路体2~10%)や飽和度(85~95%)を規定し,現場密度と含水比の測定から求めて管理する。

盛土の強度や変形特性を規定し,平板載荷試験・現場CBR試験・コーン指数やプルーフローリングのたわみで確認する。

品質だけを規定し締固めの方法は施工者に任せ,路体は1,000m³に1回程度の密度試験で合否を判定する。

規定方式 2 の規定方式名 模範解答

工法規定方式

6 字
別解

品質規定方式(規定方式1と順不同)

規定方式 2 の締固め管理の方法 模範解答

試験施工で所定の品質が得られる締固め機械の機種,まき出し厚さ,締固め回数を定めて規定し,施工中はその工法どおりに施工しているかを管理する。

69 字
別解

TS・GNSSで締固め機械の走行軌跡を記録し,盛土全面で規定の締固め回数を満たしたことを締固め回数分布図で面的に管理する。

機械の稼働記録(タスクメータなど)で締固め回数を確認し,まき出し厚さは丁張りやレベルで管理する。

要点(書けていたものにチェック)規定方式 1 の規定方式名規定方式 1 の締固め管理の方法規定方式 2 の規定方式名規定方式 2 の締固め管理の方法
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. 道路土工 盛土工指針(平成22年度版)の締固め管理による。品質規定方式は盛土に必要な品質(締固め度・空気間隙率・飽和度・強度・変形量など)を仕様書で規定し,締固めの方法は施工者に任せる方式で,現場密度試験などで品質を確かめる。
  2. 工法規定方式は,試験施工で所定の品質が得られる締固め機械の機種・まき出し厚さ・締固め回数を決めて規定し,施工中はその工法どおりに施工されたかを管理する方式。国土交通省「TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領」(令和2年3月)は,締固め回数を面的に管理する工法規定方式である。
  3. 国土交通省の品質管理基準では,砂質土の路体は最大乾燥密度の90%以上,路床・構造物取付け部は95%以上(締固め試験A・B法),粘性土の路体は空気間隙率2~10%または飽和度85~95%が規格値。
引っかけ:2つの方式名だけでなく,それぞれの管理方法(何を規定し,何で確認するか)を対にして書く。品質規定方式に「締固め回数」,工法規定方式に「密度試験」と入れ違えない。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年12月6日(日)実施) 問題9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する