足場の点検時期・点検事項と安全基準(穴埋め)
これは1級土木施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年12月6日(日)実施) 問題5の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
労働安全衛生規則に定められている,事業者の行う足場等の点検時期,点検事項及び安全基準に関する次の文章の[ ]の(イ)〜(ホ)に当てはまる適切な語句又は数値を解答欄に記述しなさい。
(1) 足場における作業を行うときは,その日の作業を開始する前に,足場用墜落防止設備の取り外し及び(イ)の有無について点検し,異常を認めたときは,直ちに補修しなければならない。
(2) 強風,大雨,大雪等の悪天候若しくは(ロ)以上の地震等の後において,足場における作業を行うときは,作業を開始する前に点検し,異常を認めたときは,直ちに補修しなければならない。
(3) 鋼製の足場の材料は,著しい損傷,(ハ)又は腐食のあるものを使用してはならない。
(4) 架設通路で,墜落の危険のある箇所には,高さ85cm以上の(ニ)又はこれと同等以上の機能を有する設備を設ける。
(5) 足場における高さ2m以上の作業場所で足場板を使用する場合,作業床の幅は(ホ)cm以上で,床材間の隙間は,3cm以下とする。
解答欄
正解
| (イ) | 脱落 |
|---|---|
| (ロ) | 中震 |
| (ハ) | 変形 |
| (ニ) | 手すり(手摺・手摺り も正解) |
| (ホ) | 40(40cm も正解) |
解き方
- 労働安全衛生規則による。第567条第1項:足場(つり足場を除く)で作業を行うときは,その日の作業開始前に足場用墜落防止設備の取り外し及び脱落の有無を点検する。同条第2項:強風・大雨・大雪等の悪天候,中震以上の地震,足場の組立て・一部解体・変更の後は,作業開始前に床材・緊結部・脚部などを点検する。現行の規定では,どちらの点検も点検者を指名して行わせ,第2項の点検の結果と点検者の氏名は記録して保存する。
- 第559条:足場の材料は著しい損傷・変形・腐食のあるものを使わない。第552条第1項第4号:架設通路の墜落の危険のある箇所には高さ85cm以上の手すり等と高さ35~50cmの中桟等を設ける。第563条第1項第2号:作業床の幅は40cm以上,床材間の隙間は3cm以下,床材と建地の隙間は12cm未満。
引っかけ:(ロ)は「震度」ではなく条文の「中震」。(ホ)は床材間の隙間(3cm)や床材と建地の隙間(12cm未満)と取り違えない。
現行法令との関係:令和5年厚生労働省令第22号(2023-10-01施行)で第567条が改正され,第1項・第2項の点検は「点検者を指名して」行わせることになり,第3項で点検者の氏名の記録・保存も求められた。穴埋めの答え(脱落・中震)は変わらない。第552条・第559条・第563条の該当部分は出題当時と同じ。
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論点ページ:安全管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年12月6日(日)実施) 問題5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する