施工計画作成時の留意事項(穴埋め)
これは1級土木施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年12月6日(日)実施) 問題6の問題です。論点は「施工計画」(重要度B・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
土木工事の施工計画作成時に留意すべき事項について,次の文章の[ ]の(イ)〜(ホ)に当てはまる適切な語句を解答欄に記述しなさい。
(1) 施工計画は,施工条件などを十分に把握したうえで,(イ),資機材,労務などの一般的事項のほか,工事の難易度を評価する項目を考慮し,工事の(ロ)施工が確保されるように総合的な視点で作成すること。
(2) 関係機関などとの協議・調整が必要となるような工事では,その協議・調整内容をよく把握し,特に都市内工事にあっては,(ハ)災害防止上の(ロ)確保に十分留意すること。
(3) 現場における組織編成及び(ニ),指揮命令系統が明確なものであること。
(4) 作業員については,必要人員を確保するとともに,技術・技能のある人員を確保すること。やむを得ず不足が生じる時は,施工計画,(イ),施工体制,施工機械などについて,対応策を検討すること。
(5) 工事による作業場所及びその周辺への振動,騒音,水質汚濁,粉じんなどを考慮した(ホ)対策を講じること。
解答欄
正解
| (イ) | 工程(工程計画 も正解) |
|---|---|
| (ロ) | 安全 |
| (ハ) | 第三者(公衆 も正解) |
| (ニ) | 業務分担 |
| (ホ) | 環境(環境保全 も正解) |
解き方
- 国土交通省「土木工事安全施工技術指針」第1章第3節(施工計画の作成)による。施工計画は,工程・資機材・労務などの一般的事項のほか工事の難易度を評価する項目を考慮し,工事の安全施工が確保されるように総合的な視点で作成する。都市内工事では第三者災害防止上の安全確保に十分留意する。
- 現場の組織編成及び業務分担,指揮命令系統を明確にする。作業員が不足するときは施工計画・工程(現行の指針では「工程計画」)・施工体制・施工機械について対応策を検討する。振動・騒音・水質汚濁・粉じんなどを考慮した環境対策を講じる。
引っかけ:(ロ)は(1)(2)に共通する「安全」。(ホ)は後ろに「対策」が続くので指針の文言では「環境」(環境対策)。
現行法令との関係:土木工事安全施工技術指針は試験後も改訂され(令和2年3月・令和4年2月・令和6年3月・令和7年3月),現行版では(4)に当たる文が「施工計画,工程計画,施工体制,施工機械等」となり,(1)の難易度を評価する項目は「構造物条件,技術的特性,自然条件,社会的条件,マネジメント特性等」と例示された。(1)の「工程」,(2)の「第三者災害防止上の安全確保」,(3)の「業務分担」,「環境対策」は現行版でも同じで,答えは変わらない。
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論点ページ:施工計画の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年12月6日(日)実施) 問題6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する