プレキャストボックスカルバートの施工手順
これは1級土木施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年10月1日(日)実施) 問題11の問題です。論点は「施工計画」(重要度B・解答の形は記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
下図のようなプレキャストボックスカルバートを施工する場合の施工手順が次の表に示されているが,施工手順①〜④のうちから2つ選び,その番号,該当する工種名及び施工上の留意事項(主要機械の操作及び安全管理に関するものは除く)について解答欄に記述しなさい。

| 施工手順番号 | 工種名 | 施工上の留意事項(主要機械の操作及び安全管理に関するものは除く) |
|---|---|---|
| 準備工 | ||
| ① | [ ](バックホゥ) | [ ] |
| 砕石基礎工 | 地下水位に留意しドライワークとする。 | |
| 均しコンクリート工 | 沈下,滑動,不陸等が生じないようにする。 | |
| 敷モルタル工 | 凹凸のないように敷き詰める。 | |
| ② | [ ](トラッククレーン) | [ ] |
| ③ | [ ](ジャッキ) | [ ] |
| ④ | [ ](タンパ) | [ ] |
| 後片付け |
解答欄
正解
① 床掘工:床付け面を乱さないよう底面付近は人力で仕上げ,所定の高さ・幅を確かめて,基礎地盤の支持力を確認する。
56 字② 据付工:敷モルタルが硬化する前に,敷設方向に向けて順に据え付け,高さ・通り・目地間隔を確かめて連結孔の位置を合わせる。
④ 埋戻し工:良質土を用い,左右対称に1層の仕上り厚さ20cm以下でまき出して締め固め,偏土圧がかからないようにする。
③ 縦締め工:接合面に止水材を挟み,PC鋼材を連結孔に通して所定の緊張力まで均等に緊張し,緊張力と伸びを記録する。
57 字④ 埋戻し工:カルバートの両側を同じ高さで交互に埋め戻し,隅角部や底版の脇は締固め不足にならないよう入念に締め固める。
② 据付工:据付け後にボックスの天端高と縦断勾配を測り,許容範囲を超えるときは敷モルタルを調整して据え直す。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 工種名は①床掘工(掘削工),②据付工(ボックスカルバート敷設工),③縦締め工(PC鋼材による連結工),④埋戻し工。道路土工 カルバート工指針(プレキャストカルバートの施工)に沿って留意事項を書く。
- 主要機械(バックホゥ・トラッククレーン・ジャッキ・タンパ)の操作と安全管理は除かれているので,床付け面の保護,据付けの精度(高さ・通り・目地),緊張力の管理と止水,埋戻しの左右対称・層厚など,出来形・品質に関する事項を書く。
同じ論点の過去問
令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年10月1日(日)実施) 問題11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する