令和元年度 問題8論点:コンクリート重要度 A未着手

打重ねで上層と下層を一体とする留意点

これは1級土木施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年10月6日(日)実施) 問題8の問題です。論点は「コンクリート」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。

コンクリート構造物の次の施工時に関して,コンクリートを打ち重ねる場合に,上層と下層を一体とするための施工上の留意点について,それぞれ1つずつ解答欄に記述しなさい。

(1) 打込み時

(2) 締固め時

解答欄

0 / 90 字
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本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

(1) 打込み時の留意点 模範解答

下層のコンクリートが固まり始める前に上層を打ち重ねるよう,打重ね時間間隔を外気温25℃以下で2.5時間,25℃を超えるときは2.0時間以内とする。

73 字
別解

1層の打込み高さを40~50cm以下とし,許容打重ね時間間隔内に打ち終えられるよう打込み区画・順序と生コンの供給量を計画する。

打重ね面にブリーディング水がたまったときは,スポンジなどで取り除いてから上層のコンクリートを打ち込む。

運搬・打込みの中断を避け,やむを得ず間があくときは下層の表面が乾かないよう覆いで保護し,許容時間内に打ち重ねる。

(2) 締固め時の留意点 模範解答

上層を締め固めるときは,棒状バイブレータを下層のコンクリート中に10cm程度挿入して,上層と下層を一体にする。

55 字
別解

内部振動機は鉛直に50cm以下の間隔で挿入し,1か所5~15秒程度,表面にペーストが浮くまで振動させて下層との境をなくす。

振動機は下層が固まり始める前に下層まで届くよう挿入し,引き抜くときは穴が残らないようゆっくり引き抜く。

要点(書けていたものにチェック)(1) 打込み時の留意点(2) 締固め時の留意点
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. コールドジョイントは,下層が固まり始めてから上層を打ち重ねると生じる。コンクリート標準示方書[施工編]は,許容打重ね時間間隔を外気温25℃以下で2.5時間,25℃を超えるときは2.0時間とし,1層の打込み高さを40~50cm以下,上層の締固めでは内部振動機を下層に10cm程度挿入するとしている。
  2. 打込み時は時間間隔・1層の高さ・ブリーディング水の処理,締固め時は振動機の挿入深さ・間隔・時間の観点から1つずつ書く。
引っかけ:レイタンスの除去やモルタルの敷均しは,硬化した下層に新しいコンクリートを打ち継ぐ「打継目」の処理で,打重ねの一体化の問題とは別。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年10月6日(日)実施) 問題8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する