移動式クレーン作業の災害防止措置
これは1級土木施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年10月6日(日)実施) 問題10の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
下図は,移動式クレーンで土止め支保工に用いるH型鋼の現場搬入作業を行っている状況である。この現場において安全管理上必要な労働災害防止対策に関して「クレーン等安全規則」に定められている措置の内容について2つ解答欄に記述しなさい。

解答欄
正解
移動式クレーンの上部旋回体と接触するおそれのある箇所への作業従事者の立入りを,禁止する旨を見やすい箇所に表示するなどして禁止する。
65 字アウトリガーは最大限に張り出して使用する。張り出せないときは,荷重が張出し幅に応じた定格荷重を確実に下回る場合に限る。
定格荷重を超える荷重をかけて使用せず,運転者と玉掛けをする者が定格荷重を常時知ることができるよう表示等を行う。
地盤が軟弱で転倒のおそれがある場所では作業せず,必要な広さと強度の鉄板等を敷いて,その上にアウトリガーを設置する。
移動式クレーンの運転について一定の合図を定め,合図を行う者を指名して,その者に合図を行わせる。
47 字作業の方法,転倒を防止するための方法,労働者の配置と指揮の系統を定め,作業の開始前に関係労働者に周知させる。
一箇所に玉掛けした荷や,結束していない複数の荷をつるときは,つり荷の下への作業従事者の立入りを表示等により禁止する。
玉掛けは玉掛け技能講習修了者に行わせ,その日の作業開始前にワイヤロープ等の玉掛用具の異常の有無を点検する。
強風のため作業に危険が予想されるときは作業を中止し,荷をつったまま運転者を運転位置から離れさせない。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- クレーン等安全規則の移動式クレーンの規定(第66条の2 作業の方法等の決定・周知,第69条 過負荷の制限,第70条の2 定格荷重の表示,第70条の3・第70条の4 軟弱地盤での使用禁止と鉄板等の上のアウトリガーの位置,第70条の5 アウトリガーの最大限の張出し,第71条 合図,第74条・第74条の2 立入禁止,第74条の3 強風時の作業中止)と玉掛けの規定(第220条 玉掛用具の点検,第221条 就業制限)から,図の作業に当てはまる措置を2つ選ぶ。
- 図は,カラーコーンで区画した中で,アウトリガーを張り出したホイールクレーンが荷台上のH型鋼をつり上げ,荷台の上で合図者と玉掛け者が作業している状況。旋回範囲の立入禁止,合図,アウトリガー,定格荷重などが書きやすい。
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令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年10月6日(日)実施) 問題10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する