コンクリートの打込み
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.15の問題です。論点は「コンクリートの施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの打込みに関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) スラブのコンクリートが壁又は柱のコンクリートと連続している場合には,これらを連続して打ち込むようにする。
解き方
- スラブが壁や柱と連続している場合、壁・柱のコンクリートは打込み後に沈下するので、連続して打ち込むと境界部に沈下ひび割れが生じる。
- コンクリート標準示方書[施工編]では、壁又は柱のコンクリートの沈下がほぼ終了してからスラブのコンクリートを打ち込むとしている。
- よって適当でないものは (2) である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。勾配のある部位は、低い位置から高い位置へ順に打ち上げる。
- (2)適当でない。正しくは壁・柱のコンクリートの沈下がほぼ終わってからスラブを打ち込む。
- (3)適当。外気温が高いほど凝結が早まるので、許容打重ね時間間隔は短くなる。
- (4)適当。打込み面積が大きい場合は、階段状に打ち込むと打重ね時間間隔を確保しやすい。
引っかけ:「連続して打ち込む」は一体化に良さそうに見えるが、断面が変わる箇所では沈下ひび割れの原因となる。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.14コンクリートの打込み
令和8年度 問題A No.15コンクリートの養生
令和8年度 問題A No.16暑中コンクリート
令和8年度 問題A No.45水中コンクリート
令和8年度 問題B No.35プレキャスト部材の接合
論点ページ:コンクリートの施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する