コンクリート用混和材料
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.13の問題です。論点は「コンクリートの材料・配合」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート用混和材料に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 高性能AE減水剤を用いると,コンクリート温度や使用材料等の諸条件の変化に対して,ワーカビリティー等が影響を受けにくい傾向がある。
解き方
- コンクリート標準示方書[施工編]では、高性能AE減水剤を用いたコンクリートは、コンクリート温度や使用材料等の諸条件の変化に対してワーカビリティー等が影響を受けやすい傾向があるので、品質管理に注意するとしている。
- 膨張材によるひび割れの低減、石灰石微粉末による材料分離・ブリーディングの抑制、収縮低減材による凍結融解抵抗性の低下への留意はいずれも正しい。
- よって適当でないものは (3) である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。膨張材は乾燥収縮や硬化収縮に起因するひび割れの低減が期待できる。
- (2)適当。石灰石微粉末は粉体量を増やし、材料分離やブリーディングを抑制する。
- (3)適当でない。正しくは諸条件の変化に対してワーカビリティー等が影響を受けやすい傾向がある。
- (4)適当。収縮低減材は乾燥収縮ひずみを低減するが、凍結融解抵抗性を低下させる場合がある。
引っかけ:「受けにくい」「受けやすい」の入替えである。高性能AE減水剤は減水効果が大きい分、温度や材料の変動に敏感である。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.11コンクリート用粗骨材の品質
令和8年度 問題A No.12コンクリート用セメント
令和8年度 問題A No.13コンクリートの配合
令和7年度 問題A No.11コンクリート用細骨材の品質
令和7年度 問題A No.12コンクリート用骨材
論点ページ:コンクリートの材料・配合の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.13。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する