コンクリートの養生
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題A No.15の問題です。論点は「コンクリートの施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの養生に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 膨張材を用いた収縮補償用コンクリートは,乾燥収縮ひび割れが発生しにくいので,一般的に早強ポルトランドセメントを用いたものより湿潤養生期間を短縮することができる。
解き方
- 膨張材を用いた収縮補償用コンクリートは、膨張材の水和反応で所定の膨張を得るために十分な湿潤養生が必要であり、湿潤養生期間を短縮できるものではない(コンクリート標準示方書[施工編])。
- 混合セメント B 種は強度発現が遅いため、普通ポルトランドセメントより湿潤養生期間を長くする(日平均気温 15℃以上で普通 5 日、B 種 7 日が標準)。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。混合セメント B 種は普通ポルトランドセメントより湿潤養生期間を長くとる。
- (2)適当でない。所定の膨張を得るには十分な湿潤養生が必要で、期間は短縮できない。
- (3)適当。強度発現と温度降下まではせき板を存置し、その後に湿潤養生を行う。
- (4)適当。施工面積が広いため、仕上げ後の乾燥によるプラスティック収縮ひび割れに注意する。
引っかけ:「乾燥収縮ひび割れが発生しにくい」という性質から、養生も簡略にできると誤解しやすい。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.14コンクリートの打込み
令和8年度 問題A No.16暑中コンクリート
令和8年度 問題A No.45水中コンクリート
令和8年度 問題B No.35プレキャスト部材の接合
令和7年度 問題A No.14寒中コンクリート・暑中コンクリートの施工
論点ページ:コンクリートの施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題A No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する