鋼道路橋の高力ボルトの締付け
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.23の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼道路橋における高力ボルトの締付け作業に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 高力ボルトの締付けは,連結板の中央のボルトから順次端部のボルトに向かって行い,二度締めを行うものとする。
解き方
- 道路橋示方書Ⅱ鋼橋・鋼部材編(2017年版20.9.4)では,ボルトの締付けは連結板の中央のボルトから順次端部ボルトに向かって行い,2度締め(予備締めと本締め)を行うとしている。よって(1)が適当である。
- フランジと腹板で溶接と高力ボルト摩擦接合をそれぞれ用いる場合は,溶接の完了後に高力ボルトを締め付けるのが原則である(20.10)。
- 締付け検査は,回転法では全数をマーキングで確認して回転角不足は所定回転角まで増し締めし,トルシア形は全数についてピンテールの切断とマーキングを確認する(20.9.5)。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。中央のボルトから端部に向かって締め付け,2度締めを行う。
- (2)適当でない。溶接変形の影響を避けるため,溶接の完了後に高力ボルトを締め付ける。
- (3)適当でない。回転角不足は所定回転角まで増し締めし,取替えは回転角が過大なものとする。
- (4)適当でない。トルシア形は全数についてピンテールの切断とマーキングを確認する。
引っかけ:検査数は「トルク法は各ボルト群の10%」「トルシア形・回転法は全数」。新しいボルトに取り替えるのは締め過ぎ・共回りの場合である。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.23。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する