コンクリートの中性化による劣化
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.25の問題です。論点は「コンクリート構造物の劣化・補修」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート構造物の中性化による劣化とその特徴に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) コンクリートの中性化深さは,一般的に構造物完成後の供用年数の二乗に比例すると考えて良い。
解き方
- 中性化深さは一般に経過年数の平方根に比例する(C = A√t,√t則)とされる。
- 「供用年数の二乗に比例」とした(3)が適当でない。
- 中性化は適度に乾燥した環境で速く進み,鉄筋腐食は酸素と水が供給される乾湿繰返し環境で速く,常時滞水では酸素の供給が少ないため遅い。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。常時乾燥の方が二酸化炭素が拡散しやすく,中性化速度は速い。
- (2)適当。常時滞水では酸素の供給が少なく,鉄筋の腐食速度は遅い。
- (3)適当でない。中性化深さは供用年数の平方根に比例する(√t則)。
- (4)適当。フェノールフタレイン溶液を噴霧し,赤紫色に発色しない範囲の深さを測る。
引っかけ:中性化深さ=中性化速度係数×√t。「二乗」「比例(1乗)」へのすり替えに注意する。
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論点ページ:コンクリート構造物の劣化・補修の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.25。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する