鋼道路橋の架設上の留意事項
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.21の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼道路橋の架設上の留意事項に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 架設部材を縦方向に移動する場合には,送出し作業の安全性を高めるため,送出し勾配は,下り勾配にすることが望ましい。
解き方
- 架設部材を縦方向に移動する送出し工法では,下り勾配にすると桁が自重で前方へ逸走する危険がある。
- 送出し作業の安全性を高めるには,送出し勾配は水平又は上り勾配とするのが望ましく,下り勾配となる場合は逸走防止設備が必要である。よって(2)が適当でない。
- 横移動は両端で作業誤差が生じやすいので段階ごとに移動量・速度を確認し,曲線桁は重心位置と反力を,トラスは各段階の上げ越し量を確認する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。横移動は両端で誤差が生じやすく,移動量と移動速度を施工段階ごとに確認する。
- (2)適当でない。逸走を防ぐため,送出し勾配は水平又は上り勾配が望ましい。
- (3)適当。曲線桁は重心が偏るので,重心位置を把握しベント等の反力を検討する。
- (4)適当。トラスは最終段階でのそり調整が難しく,各段階で上げ越し量を確認する。
引っかけ:下り勾配は押す力が小さくて済むように見えるが,逸走の危険が大きい。安全性の観点から判断する。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.21。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する