鋼道路橋の溶接施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.22の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼道路橋における溶接施工上の留意事項に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) アンダーカットは,応力集中の主因となり腐食の促進にもつながるので,疲労の影響を受けないと考えられる継手においても,あってはならない。
解き方
- 道路橋示方書Ⅱ鋼橋・鋼部材編(2017年版20.8.6 外部きず検査)では,アンダーカットの深さは設計上許容される値以下でなければならないとしており,一律に「あってはならない」とはしていない。
- 同じ条で,断面に考慮する突合せ溶接継手等のビード表面にはピットがあってはならず,オーバーラップはあってはならないとしている。よって(2)が適当でない。
- 組立溶接及び本溶接に従事する溶接作業者は同じ資格を要し(20.8.4),開先溶接や主桁のフランジと腹板のすみ肉溶接はエンドタブを取り付けて始端・終端が部材上に入らないようにする。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。組立溶接の作業者も本溶接の作業者と同じ資格を有していなければならない。
- (2)適当でない。アンダーカットは設計上許容される深さ以下であればよく,一律禁止ではない。
- (3)適当。断面に考慮する突合せ溶接継手ではビード表面にピットがあってはならない。
- (4)適当。原則としてエンドタブを付け,始端・終端が部材上に入らないようにする。
引っかけ:「あってはならない」とされるのは割れ・オーバーラップ・突合せ継手等のピット。アンダーカットは深さの許容値で管理する。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.22。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する