場所打ち杭工法の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.19の問題です。論点は「基礎工・土留め」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
場所打ち杭工法における施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) オールケーシング工法では,コンクリート打込み完了後に,ケーシングチューブを引き抜くことにより,コンクリート天端が下がることはない。
解き方
- オールケーシング工法では,コンクリート打込み後にケーシングチューブを引き抜くと,その肉厚分の体積だけコンクリート天端が下がる。
- そのため天端の低下を見込んで余分に打ち込む必要があり,「天端が下がることはない」とした(4)が適当でない。
- リバース工法は安定液のような粘性のある泥水を使わないので一次孔底処理でスライムをほぼ処理でき,スタンドパイプ下端は安定性の高い粘性土層に根入れする。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。粘性のある安定液を使わないため,一次孔底処理でスライムはほぼ処理できる。
- (2)適当。掘削孔全長をケーシングで保護するので,孔壁崩壊の懸念はほとんどない。
- (3)適当。スタンドパイプ下端は崩れにくい安定した粘性土層に根入れする。
- (4)適当でない。ケーシング引抜きで天端が下がるので,その分を見込んで打ち込む。
引っかけ:オールケーシング工法のケーシング引抜き時は,鉄筋かごの共上がりとコンクリート天端の低下に注意する。
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論点ページ:基礎工・土留めの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.19。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する