道路橋下部工の各種基礎形式
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.17の問題です。論点は「基礎工・土留め」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
道路橋下部工における各種基礎形式に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 直接基礎においては,基礎が滑動する際のせん断面が基礎の床付け面の深い箇所に生じることから,施工時に地盤に過度の乱れを生じさせないことが基本となる。
解き方
- 道路橋示方書・同解説Ⅳ下部構造編では,直接基礎が滑動する際のせん断面は床付け面のごく浅い箇所に生じるため,施工時に地盤に過度の乱れを生じさせないことが基本であるとしている。
- せん断面が「深い箇所に生じる」とした(4)が適当でない。
- 支持杭基礎では支持層への根入れを設計上少なくとも杭径程度確保し,摩擦杭基礎では長期的な鉛直変位を十分検討して所要の根入れ深さを確保する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。摩擦杭基礎は長期の鉛直変位を検討し,摩擦力で支持力が得られる根入れを確保する。
- (2)適当。支持杭の支持層への根入れ深さは,設計上少なくとも杭径程度を確保する。
- (3)適当。フーチング底面を支持地盤に密着させ,滑動抵抗が得られるよう地盤に応じて処理する。
- (4)適当でない。滑動時のせん断面は床付け面のごく浅い箇所に生じる。
引っかけ:せん断面が浅い位置に生じるからこそ,床付け面を乱さない(最終掘削を人力で行う等)ことが重要になる。
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論点ページ:基礎工・土留めの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.17。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する