打込み杭工法による鋼管杭基礎の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.18の問題です。論点は「基礎工・土留め」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
打込み杭工法による鋼管杭基礎の施工に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 支持杭基礎の打止め管理は,根入れ深さ,打止め時一打当たりのリバウンド量等により,試験杭と同程度であることを確認して打ち止める。
解き方
- 道路橋示方書Ⅳ下部構造編(2017年版15.7.9)では,支持杭基礎における杭の打止めは,試験杭の施工により定めた方法に従い,支持層への所要の根入れ等が確保されるように行うとしている。
- 実際には根入れ深さや打止め時の一打当たりの貫入量・リバウンド量等が試験杭と同程度であることを確認して打ち止める。よって(2)が適当である。
- 偏打のおそれがある場合は板厚を厚くし,硬質地盤では先端外側に補強バンドを取り付け,座屈のおそれがある場合は板厚を増して断面積を大きくする。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。ヤットコ使用や偏打のおそれがある場合は,鋼管杭の板厚を厚くする。
- (2)適当。根入れ深さやリバウンド量等が試験杭と同程度であることを確認して打ち止める。
- (3)適当でない。硬質地盤への打込みでは,先端外側に補強バンドを取り付けて先端を補強する。
- (4)適当でない。座屈防止には板厚を増すなどして断面積を大きくする。
引っかけ:打込み杭の損傷・座屈対策はいずれも「板厚を厚く」「補強する」方向。薄く・小さく・取り外すは逆である。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.17道路橋の基礎形式の種類と特徴
令和8年度 問題A No.18既製杭(中掘り・プレボーリング)の施工
令和8年度 問題A No.19場所打ち杭工法の施工
令和8年度 問題A No.20各種土留め工の特徴
令和7年度 問題A No.17道路橋の基礎形式の種類と特徴
論点ページ:基礎工・土留めの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.18。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する