擁壁の配筋図(かかと部の引張鉄筋)
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題B No.3の問題です。論点は「契約・設計図書」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図は,擁壁の配筋図を示したものである。かかと部の引張鉄筋に該当する鉄筋番号は,次のうちどれか。

解答欄
正解
正解:(1) ①D22
解き方
- 逆T型擁壁のかかと部(背面側の底版、断面図の1100mmの範囲)は、上に載る裏込め土の重量と土圧を受け、たて壁との付け根を固定端とする片持ばりとして下向きに曲げられる。
- このため引張側はかかと部の上面となり、上面に125mm間隔で配置された①D22が引張鉄筋である。下面の②D13は圧縮側の鉄筋、③D22はたて壁背面の引張鉄筋である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。かかと部は上面が引張側となり、上面の①D22が引張鉄筋である。
- (2)適当でない。②D13はかかと部の下面(圧縮側)の鉄筋である。
- (3)適当でない。③D22はたて壁背面側の引張鉄筋で、かかと部の鉄筋ではない。
- (4)適当でない。④D13は底版の前面側(つま先部)端部の鉄筋である。
引っかけ:つま先部は地盤反力で下面が引張になるが、かかと部は裏込め土の重量で上面が引張になる。太径で間隔の密なD22が主鉄筋である点も手がかりになる。
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→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題B No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する