令和7年度 問題B No.3論点:契約・設計図書重要度 B配点 1点未着手

逆T型擁壁の配筋図(かかと版の引張鉄筋)

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題B No.3の問題です。論点は「契約・設計図書」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図は,逆T型擁壁の配筋図を示したものである。かかと版の引張鉄筋に該当する鉄筋番号は,次のうちどれか。

逆T型擁壁の配筋図(寸法の単位はmm)。一般図・底版・たて壁・断面の4つの図からなる。一般図:逆T型擁壁の外形図。たて壁の右側(背面側)は天端付近まで土があり,左側(前面側)は底版の上面付近まで土がある。底版:底版の配筋を示す平面図で,一点鎖線(中心線)より上半分が上面,下半分が下面の配筋。横方向の寸法は全幅1 900(100,250,50,200,200,4×250=1 000,100)。縦方向の寸法は,上面が左右とも8×125=1 000,下面が左側8×125=1 000,右側4×250=1 000。①D13の引出し線は左端の鉄筋を,②D22の引出し線は上面の右側部分の鉄筋(上から矢印)を,③D13の引出し線は下面の右側部分の鉄筋(下から矢印)を指している。たて壁:たて壁の配筋を示す図で,一点鎖線(中心線)より左が前面,右が背面。横方向の寸法は前面側4×250=1 000,背面側8×125=1 000。縦方向の寸法は上から100,2×180=360,9×250=2 250,180,110。④D22の引出し線は背面側の縦方向の鉄筋(横から矢印)を指している。断面:たて壁の厚さ400,高さ2 600,底版の厚さ400。底版の幅は左から400(前面側に張り出した部分),400(たて壁の下),1 100(背面側に張り出した部分)。④D22はたて壁の背面側(右側)の縦方向の鉄筋,②D22は底版の右側(背面側)部分の上側の鉄筋,③D13は底版の右側部分の下側の鉄筋,①D13は底版の左端(前面側の端部)で上側と下側の鉄筋をつなぐ部分を指している。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) ② D22

解き方

  1. 逆T型擁壁のかかと版は、たて壁より背面側に張り出した底版(断面図の1 100mmの部分)である。上に載る裏込め土の重量により、たて壁との付け根を固定端とする片持ちばりとして下向きに曲げられるため、上面側が引張側となる。
  2. 図では、かかと版の上側の鉄筋が②D22(底版上面、125mm間隔)で、これが引張鉄筋である。下側の③D13(250mm間隔)は圧縮側の鉄筋、④D22はたて壁背面側の引張鉄筋、①D13はつま先版側の端部の鉄筋である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。①D13は底版のつま先版側端部の鉄筋で、かかと版の引張鉄筋ではない。
  2. (2)適当。かかと版は上の土の重量で上面側が引張となり、上側の②D22が引張鉄筋である。
  3. (3)適当でない。③D13はかかと版の下側(圧縮側)の鉄筋である。
  4. (4)適当でない。④D22はたて壁背面側の縦方向の引張鉄筋である。
引っかけ:底版の引張側は、つま先版では下面、かかと版では上面になる。たて壁の引張鉄筋(背面側の④)と取り違えないこと。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題B No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する