コンクリートに用いるセメント
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.7の問題です。論点は「コンクリートの材料・配合」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートに用いるセメントに関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 耐硫酸塩ポルトランドセメントは,製鉄所から出る高炉スラグの微粉末を混合したセメントで,海岸など塩分が飛来する環境に使用される。
解き方
- 耐硫酸塩ポルトランドセメント(JIS R 5210)は、硫酸塩と反応しやすいアルミン酸三カルシウム(C3A)の量を少なくしたポルトランドセメントで、硫酸塩を含む海水・土壌・温泉地・下水等の環境で用いる。
- 製鉄所の高炉スラグ微粉末を混合したセメントは高炉セメント(JIS R 5211)であり、(4)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。普通ポルトランドセメントは一般の工事から小規模工事、左官用モルタルまで広く使われる。
- (2)適当。早強セメントは初期強度が大きく、プレストレストコンクリート工事等に使われる。
- (3)適当。中庸熱セメントは水和熱が小さく、ダム等のマスコンクリートに使われる。
- (4)適当でない。高炉スラグ微粉末を混合するのは高炉セメントで、耐硫酸塩セメントはC3Aを減らしたものである。
引っかけ:高炉セメントも海水や硫酸塩に対する抵抗性が高いため、名称と組成を混同しやすい。
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論点ページ:コンクリートの材料・配合の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する