コンクリート用細骨材の品質
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.11の問題です。論点は「コンクリートの材料・配合」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート用細骨材の品質に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 異なる種類の細骨材を混合して用いる場合の吸水率については,混合後の試料で吸水率を測定し規定に適合すればよい。
解き方
- 異なる種類の細骨材を混合する場合、塩化物量はコンクリート中の総量として鉄筋腐食に影響するので、混合後の試料で測定し規定に適合すればよい。
- 一方、吸水率は多孔質で弱い粒子を含むかどうかを判断する指標で、良質な細骨材と混ぜて平均値を下げても弱い粒子は残る。このため混合前の各細骨材が規定に適合している必要がある(コンクリート標準示方書[施工編]、JIS A 5308 附属書Aの考え方)。
- 砕砂の粒形判定実積率による判定、多孔質粒子が耐凍害性を損なうことは正しいので、適当でないものは (1) と判断する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。正しくは吸水率は混合前の各細骨材で規定に適合していなければならない。
- (2)適当。塩化物量はコンクリート中の総量が問題なので、混合後の試料で規定に適合すればよい。
- (3)適当。砕砂は粒形判定実積率で粒形を判定し、角ばりが小さく細長・扁平な粒の少ないものを選ぶ。
- (4)適当。多孔質の粒子は密度が小さく吸水率が大きいので、耐凍害性を損なう原因となる。
引っかけ:(1)(2) は同じ形の文で品質項目だけが違う。混ぜて薄めてよい項目(塩化物量)と、各骨材で満たす項目(吸水率)を区別する。
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論点ページ:コンクリートの材料・配合の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する