軟弱地盤上の道路盛土の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.5の問題です。論点は「土質調査・軟弱地盤対策」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
軟弱地盤上における道路盛土の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) サンドマット施工時や盛土高が低い間は,局部破壊を防止するため,盛土中央から法尻に向かって施工する。
解き方
- 道路土工-軟弱地盤対策工指針では、サンドマットの施工時や盛土高が低い間は、局部的なせん断破壊を防ぐため、盛土の両側の法尻部から中央部に向かって施工するのがよいとされる。先に盛った法尻側が押え盛土として働き、中央部の載荷を支える。
- 中央から法尻に向かって施工するとした(4)が適当でない。(3)の横断勾配は4〜5%程度で、土木工事共通仕様書でも作業終了時に4%程度の横断勾配を設けるとしている。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。軟弱地盤の変形は、非排水せん断変形による沈下・隆起・側方変位と圧密沈下からなる。
- (2)適当。現地条件を把握し、地盤の挙動や品質・形状を確認しながら(動態観測しつつ)施工する。
- (3)適当。施工面に4〜5%程度の横断勾配をつけて平滑に仕上げ、雨水の浸透を防ぐ。
- (4)適当でない。局部破壊を防ぐため、両側の法尻部から中央部に向かって施工する。
引っかけ:泥土を外へ押し出す置換え工法の「中央から外へ」という考え方と混同しやすい。
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論点ページ:土質調査・軟弱地盤対策の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する