鋼橋の防食法(塗装・電気防食等)
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.45の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼橋の防食法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 金属溶射は,加熱溶融された微細な金属粒子を鋼材表面に吹き付けて皮膜を形成する方法であり,得られた皮膜の表面は粗さがなく平滑である。
解き方
- 金属溶射皮膜は、溶融した微細な金属粒子が積み重なってできるため、表面は粗く気孔を含み、封孔処理を行う必要がある(鋼道路橋防食便覧)。
- (4) の「粗さがなく平滑」は誤りである。塗装の環境遮断、耐候性鋼の乾湿繰返しによる緻密なさび層、電気防食の流電陽極方式・外部電源方式は適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。塗膜が酸素・水・塩類等を遮断して鋼材を保護する。
- (2)適当。緻密なさび層の生成には、大気中での適度な乾湿の繰返しが必要である。
- (3)適当。電流を流して電位差をなくし、流電陽極方式と外部電源方式がある。
- (4)適当でない。溶射皮膜の表面は粗く気孔があるため、封孔処理が必要である。
引っかけ:金属溶射は「粗面・多孔質→封孔処理」をセットで覚える。
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論点ページ:鋼構造物の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.45。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する