営業線近接工事の保安対策
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.43の問題です。論点は「鉄道」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄道(在来線)の営業線及びこれに近接して工事を施工する場合の保安対策に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 工事管理者は,線閉責任者に列車又は車両の運転に支障がないことを確認するとともに,自らも作業区間における建築限界内支障物の確認を行う。
解き方
- 営業線工事保安関係標準仕様書(在来線)では、線路閉鎖工事等の終了時に列車・車両の運転に支障がないことを確かめて終了手続きをとるのは線閉責任者の業務であり、線閉責任者が工事管理者等に支障のないことを確認するとともに、自らも作業区間の建築限界内支障物を確認する。
- (4) は工事管理者と線閉責任者の立場を入れ替えている。既設構造物への影響の検測・報告、建設用大型機械を直線区間の建築限界の外方1m以上の安全な場所に留置すること、列車見張員を列車接近の合図が可能な範囲内の安全な場所に配置することは同仕様書に沿う。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。影響を与えるおそれのある工事では異常の有無を検測し、監督員等に報告する。
- (2)適当。直線区間の建築限界の外方1m以上離れた、運転保安上・旅客公衆に安全な場所に留置する。
- (3)適当。作業責任者・従事員に列車接近の合図が可能な範囲内で、安全が確保できる場所に配置する。
- (4)適当でない。工事管理者等に支障のないことを確認し、自らも支障物を確認するのは線閉責任者である。
引っかけ:線閉責任者・工事管理者・列車見張員の役割の入替えが出題の焦点になる。
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→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.43。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する