シールド工法の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.44の問題です。論点は「地下構造物(シールド・推進)」(重要度C・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
シールド工法の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 裏込め注入工は,セグメントからの漏水の防止,トンネルの蛇行防止等に役立つため,シールド掘進後に周辺地山が安定してから行わなければならない。
解き方
- 裏込め注入は、セグメントと地山との間のテールボイドを充填して地山の緩みと地盤沈下を防ぐため、シールドの掘進と同時又は直後に速やかに行わなければならない(トンネル標準示方書[シールド工法編])。
- 周辺地山が安定するまで待つとテールボイドにより沈下が進む。よって (3) が適当でない。切羽の安定、セグメントの組立て精度の管理、蛇行防止は適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。土質・土被りの変化に留意し、取込み過ぎやチャンバー閉塞を防いで切羽を安定させる。
- (2)適当。所定の内空確保のため正確・堅固に組み立て、目開き・目違いを管理する。
- (3)適当でない。裏込め注入は掘進と同時又は直後に速やかに行う。地山の安定を待たない。
- (4)適当。ヨーイングやピッチングを少なくして蛇行を防ぎ、地山を乱さないようにする。
引っかけ:裏込め注入の目的(漏水防止・蛇行防止・沈下防止)は正しくても、時期の記述で誤りになる。
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論点ページ:地下構造物(シールド・推進)の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.44。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する