シールド工法の施工管理
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.44の問題です。論点は「地下構造物(シールド・推進)」(重要度C・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
シールド工法の施工管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) シールドにローリングが発生した場合は,一部のジャッキを使用せずシールドに偏心力を与えることによってシールドに逆の回転モーメントを与え,修正するのが一般的である。
解き方
- シールドのローリング(機体の軸まわりの回転)は、カッターヘッドの回転方向を逆転させ、その反力で修正するのが一般的である。
- 一部のジャッキを使用せず偏心力を与える方法は、ピッチング・ヨーイングなど掘進方向の修正方法である(トンネル標準示方書[シールド工法編])。よって(3)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。比重・粘性を調整した泥水を加圧循環し、泥水圧で切羽の土水圧に対抗する。
- (2)適当。チャンバ内の圧力、塑性流動性、排土量を管理して切羽の安定を保持する。
- (3)適当でない。ローリングはカッターの回転方向を逆にして修正するのが一般的である。
- (4)適当。テール通過直後の沈下・隆起はテールボイドの応力解放や過大な裏込め注入圧で生じる。
引っかけ:方向修正(ジャッキの選択)とローリング修正(カッター回転)の手段を取り違えない。
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論点ページ:地下構造物(シールド・推進)の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.44。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する