港湾の浚渫工事の事前調査
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.39の問題です。論点は「港湾」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
港湾における浚渫工事のための事前調査に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 浚渫工事の浚渫能力が,土砂の硬さや強さ,締り具合や粒の粗さ等に大きく影響することから,土質調査としては,一般に粒度分析,平板載荷試験,標準貫入試験を実施する。
解き方
- 浚渫の能力は土砂の硬さ・強さ、締まり具合、粒の粗さ等に左右されるため、事前の土質調査は一般に粒度分析、土粒子の密度試験、標準貫入試験等を行う。
- 平板載荷試験は地盤の支持力を求める試験で、水底の浚渫土砂の調査として一般に行うものではない。よって (1) が適当でない。
- 音響測深機による深浅測量で未測深幅を狭くすること、事前・浚渫中の水質調査、磁気探査の異常点に対する潜水探査は適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。平板載荷試験は一般に行わない。粒度分析・土粒子の密度試験・標準貫入試験等を行う。
- (2)適当。音響測深機は連続記録が取れ、きめ細かく測深するには未測深幅を狭くする。
- (3)適当。濁りがバックグラウンド値か浚渫によるかを判断するため、事前と浚渫中に調査する。
- (4)適当。一定値以上の磁気反応を示す異常点は位置を求め、潜水探査で確認する。
引っかけ:平板載荷試験は陸上の支持力確認用の試験であり、浚渫の事前調査の項目ではない。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.44港湾の防波堤の施工
令和7年度 問題A No.44ケーソンの施工
令和7年度 問題A No.45港湾の浚渫工事の事前調査
令和6年度 問題A No.44港湾の防波堤の施工
令和6年度 問題A No.45ケーソンの製作・進水方式
論点ページ:港湾の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.39。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する