港湾の防波堤の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.44の問題です。論点は「港湾」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
港湾の防波堤の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 傾斜堤は,施工設備が簡単であり,工程が単純で,施工管理が容易であるが,直立堤より施工時に波の影響を受けやすい。
解き方
- 漁港・漁場の施設の設計参考図書(水産庁)の直立堤の特徴の表では、ブロック式は施工が容易だが海上作業日数が長く広いブロックヤードが必要、ケーソン式は施工が確実で海上作業日数を短縮できるが荒天日数が多いと施工日数が著しく制約される、としており、(2)(3)は正しい。
- 混成堤は捨石部の高さを適当に選ぶことで材料の供給条件に合わせた経済的な断面にできる一方、施工法・施工設備が多様になるので(4)も正しい。
- 傾斜堤は施工設備が簡単で工程が単純、施工管理が容易であり、施工時の波の影響も直立堤より受けにくいとされる。(1)の「受けやすい」が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。傾斜堤は直立堤に比べて施工時の波の影響を受けにくいとされる。
- (2)適当。ブロック式は施工が確実・容易だが、海上作業日数が長く、広い製作用地を要する。
- (3)適当。ケーソン式は施工が確実だが、荒天日数が多い場所では施工日数が著しく制約される。
- (4)適当。混成堤は捨石部と直立部の割合で経済的な断面にできるが、施工法・設備が多様になる。
引っかけ:ケーソン式は「海上作業日数を短縮できる」長所と「荒天日数が多いと施工日数が制約される」短所を併せ持つため、一方だけで判断すると迷う。
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論点ページ:港湾の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.44。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する