堤防開削時の仮締切工の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.23の問題です。論点は「河川」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
堤防を開削する場合の仮締切工の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 仮締切工の撤去は,構造物の構築後,締切り内と外との土圧,水圧をバランスさせつつ撤去する必要があり,流水の影響がある場合は,上流側,下流側,流水側の順で撤去する。
解き方
- 仮締切工の撤去は、構造物の構築後に締切り内外の土圧・水圧をバランスさせながら行う。流水の影響がある場合は、まず下流側を撤去して締切り内に静かに湛水させ、次に上流側、最後に流水側の順で撤去する。
- 上流側から撤去すると流水が締切り内に流れ込み、洗掘や構造物の損傷を招くため、上流側・下流側・流水側の順とした(3)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。開削は仮締切の完成後に行い、撤去は堤防の復旧又は代替構造物の完成後に行う。
- (2)適当。二重締切内の掘削は、鋼矢板の変形、中埋め土の流出、ボイリング等を監視しながら行う。
- (3)適当でない。流水の影響がある場合は、下流側、上流側、流水側の順で撤去する。
- (4)適当。中埋め土は壁体の剛性を増し、壁体に作用する土圧を低減するため良質の砂質土とする。
引っかけ:上流から順に撤去するという直感的な順序にひっかかりやすい。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.23。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する