河川堤防の盛土施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.21の問題です。論点は「河川」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
河川堤防の盛土施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 既設の堤防に腹付けを行う場合は,新旧法面をなじませるため段切りを行い,一般にその大きさは堤防締固め1層仕上り厚の倍の20〜30cm程度とすることが多い。
解き方
- 河川土工マニュアルでは、既設堤防に腹付けする場合の段切りは、1段当たりの段切高を転圧厚の倍数とし、最小高0.5m・最小幅1.0mとしている。
- 一般に1層のまき出し厚さは30cmなので段切りの高さは60cm程度とすることが多く、20〜30cmとした(3)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。締固めは堤防法線に平行に行い、締固め幅が重複するように施工する。
- (2)適当。施工中は堤防横断方向に3〜5%程度の勾配を設け、雨水の集中による法面侵食を防ぐ。
- (3)適当でない。段切り高さは転圧厚の倍数で最小0.5m、一般には60cm程度とする。
- (4)適当。高含水比粘性土は、接地圧の小さい湿地ブルドーザで盛土箇所まで二次運搬する。
引っかけ:「1層仕上り厚の倍」という考え方は正しく、数値だけが1層分の厚さに置き換えられている。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.21。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する