土留め支保工の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.15の問題です。論点は「基礎工・土留め」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土留め支保工の施工に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) ヒービングに対する安定性が不足すると予測された場合には,掘削底面下の地盤改良を行い,強度の増加をはかる。
解き方
- ヒービングは軟弱な粘性土地盤で背面土の重さにより掘削底面が押し上げられる現象で、対策は掘削底面下の地盤改良による強度増加、土留め壁の根入れの延長、背面の荷重の軽減などである(道路土工-仮設構造物工指針)。
- 盤ぶくれには不透水層を厚くするか被圧水頭を下げ、ボイリングには背面側の地下水位を下げて水頭差を小さくし、応力・変形の超過には切ばりにプレロードを導入する。よって(1)が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。掘削底面下を地盤改良して強度を増やすことは、ヒービング対策として有効である。
- (2)適当でない。盤ぶくれ対策は、地盤改良で不透水層を厚くするか被圧水頭を下げることである。
- (3)適当でない。ボイリング対策は、背面側の地下水位を下げて水頭差を小さくすることである。
- (4)適当でない。応力・変形が許容値を超えるときは、切ばりにプレロードを導入して変形を抑える。
引っかけ:(2)〜(4)はいずれも対策の向き(厚く/薄く、上げる/下げる、導入/解除)を逆にしている。
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論点ページ:基礎工・土留めの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する