鋼構造物の防食法
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.45の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼構造物の防食法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 溶融亜鉛めっき被膜は硬く,良好に施工された場合は母材表面に合金層が形成されるため損傷しにくく,また一旦損傷を生じても部分的に再めっきを行うことが容易である。
解き方
- 溶融亜鉛めっきは母材表面に鉄と亜鉛の合金層が形成されるため皮膜が硬く損傷しにくい。
- しかし、めっき槽に浸せきして行う処理のため、損傷後に現場で部分的に再めっきすることは困難で、損傷部は金属溶射や高濃度亜鉛末塗料で補修する(道路橋防食便覧)。よって(3)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。海岸地域の現場塗装では飛来塩分等が被塗装面に付着しないよう確実に養生する。
- (2)適当。安定さび層ができるまでのさび汁対策として耐候性鋼用表面処理を併用することがある。
- (3)適当でない。損傷しにくいが、一旦損傷すると部分的な再めっきは困難である。
- (4)適当。金属溶射は温湿度等の施工環境の制限があり、下地処理・粗面処理の品質が重要である。
引っかけ:前半の正しい記述の後に、後半で「容易」と逆のことを付け加える形の誤りである。
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論点ページ:鋼構造物の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.45。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する