コンクリート造の工作物の解体作業
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.53の問題です。論点は「労働安全衛生法」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
高さが5m以上のコンクリート造の工作物の解体等の作業における危険を防止するために,事業者又はコンクリート造の工作物の解体等作業主任者(以下,解体等作業主任者という)が行わなければならない事項に関する次の記述のうち,労働安全衛生法令上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 解体等作業主任者は,物体の飛来又は落下による労働者の危険を防止するため,当該作業に従事する労働者に保護帽を着用させなければならない。
解き方
- 労働安全衛生規則第517条の19第1項により、コンクリート造の工作物の解体等の作業を行うとき、作業に従事する労働者に保護帽を着用させるのは事業者の義務である。
- 解体等作業主任者の職務(第517条の18)は、作業の方法と労働者の配置の決定・直接指揮、器具・工具・保護帽等の点検と不良品の除去、要求性能墜落制止用器具等と保護帽の使用状況の監視であり、着用させる主体ではないため(4)が誤りである。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。第517条の18第1号に定める作業主任者の職務である。
- (2)正しい。第517条の16第1項により、事業者は引倒し等の合図を定めて関係労働者に周知させる。
- (3)正しい。第517条の17により、技能講習を修了した者のうちから作業主任者を選任する。
- (4)誤り。保護帽を着用させるのは事業者である(第517条の19)。作業主任者は使用状況を監視する。
引っかけ:作業主任者の職務は「決定・指揮」「点検」「使用状況の監視」である。保護帽を着用させる義務は事業者にある。
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論点ページ:労働安全衛生法の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.53。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する