令和3年度 問題A No.51論点:労働基準法重要度 B配点 1点未着手

労働基準法(労働時間・休暇・休日)

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.51の問題です。論点は「労働基準法」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。

労働時間及び休暇・休日に関する次の記述のうち,労働基準法上,正しいものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) 使用者は,労働者の過半数を代表する者と書面による協定を定める場合でも,1箇月に100時間以上,労働時間を延長し,又は休日に労働させてはならない。

解き方

  1. 労働基準法第36条第6項第2号により、36協定で時間外労働・休日労働をさせる場合でも、1箇月の時間外労働と休日労働の合計は100時間未満でなければならない。したがって1箇月に100時間以上とすることはできず、(1)が正しい。
  2. 休憩は第34条第1項で6時間超は少なくとも45分・8時間超は少なくとも1時間、年次有給休暇は第39条第1項で全労働日の8割以上出勤、坑内労働の延長は第36条第6項第1号で1日2時間までである。

選択肢ごとの解説

  1. (1)正しい。第36条第6項第2号により、時間外・休日労働の合計は1箇月100時間未満とする。
  2. (2)誤り。第34条第1項では「最大で」ではなく「少なくとも」45分・1時間の休憩を与える。
  3. (3)誤り。第39条第1項では、全労働日の8割以上出勤した労働者に10労働日を与える。
  4. (4)誤り。第36条第6項第1号により、坑内労働の延長は1日2時間を超えてはならない。
引っかけ:「100時間未満」と「100時間以上にしてはならない」は同じ意味である。休憩の「少なくとも」を「最大で」に置き換えた誤りにも注意する。
現行法令との関係:時間外労働の上限規制(第36条第6項等)は、出題当時は工作物の建設の事業には附則第139条第2項により適用が猶予されていたが、2024年4月1日から適用されている(災害時の復旧・復興の事業は第6項第2号・第3号を適用しない。附則第139条第1項)。一般原則を問う(1)が正しいことは変わらず、この問題の答えは変わらない。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.51。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する