薬液注入工事の施工管理
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.49の問題です。論点は「下水道」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
薬液注入工事の施工管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 薬液注入工事における注入時の管理を適正な配合とするためには,ゲルタイム(硬化時間)を原則として作業中に測定する。
解き方
- 「薬液注入工事に係る施工管理等について」(平成2年建設省技調発第188号の1)では、適正な配合とするため、ゲルタイム(硬化時間)を原則として作業開始前、午前、午後の各1回以上測定することとしている。
- (2)は「作業中に測定する」とし、作業開始前の測定を含む所定の頻度になっていないため適当でない。(1)の観測井は注入箇所からおおむね10m以内に数箇所(暫定指針4-2)、(4)は大深度ではロータリーパーカッション削孔によるダブルパッカー工法の方が精度が高いという内容で、いずれも適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。注入箇所からおおむね10m以内に数箇所の観測井を設け、注入後も一定期間監視する。
- (2)適当でない。ゲルタイムは原則として作業開始前、午前、午後の各1回以上測定する。
- (3)適当。瞬結・緩結を使い分ける二重管ストレーナー工法(複相型)の普及で影響は減った。
- (4)適当。大深度ではダブルパッカー工法の削孔の方が精度が高く、二重管ストレーナーは劣る。
引っかけ:(4)は「〜よりも〜の方が精度は低い」という比較の向きに注意する。二重管ストレーナー工法の方が低い、で正しい文である。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.49。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する