鉄道の軌道の維持管理
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.42の問題です。論点は「鉄道」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄道の軌道における維持管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) PCマクラギは,木マクラギに比べ初期投資は多額となるものの,交換が容易であることから維持管理の面で有利である。
解き方
- PCマクラギは木マクラギに比べて初期投資は大きいが、耐用年数が長く腐朽等による交換がほとんど要らず、軌道の保守量も少ないことから維持管理の面で有利である。
- PCマクラギは重量が大きく、交換作業は容易ではない。(3)は有利な理由を「交換が容易であること」としている点が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。丸みを帯びたバラストはかみ合わせが悪く軌道変位を生じやすいので、順次交換する。
- (2)適当。スラブと路盤の間に填充材を注入する構造で、保守作業の軽減が図れる。
- (3)適当でない。有利なのは耐用年数が長く保守量が少ないため。重く交換は容易でない。
- (4)適当。遊間の整正は、伸縮が著しい夏期・冬期に先立って行う。
引っかけ:PCマクラギの利点は長寿命・保守量の少なさ・軌道の安定であり、重量が大きいため交換はむしろ手間がかかる。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.46鉄道の路盤の施工
令和8年度 問題A No.47鉄道の軌道の維持管理
令和8年度 問題A No.48営業線近接工事の保安対策
令和7年度 問題A No.46鉄道のコンクリート路盤の施工
令和7年度 問題A No.47鉄道の軌道の維持管理
論点ページ:鉄道の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.42。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する