海岸保全施設の養浜の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.38の問題です。論点は「海岸」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
海岸保全施設の養浜の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 養浜の投入土砂は,現況と同じ粒径の細砂を用いた場合,沖合部の海底面を保持する上で役立ち,汀線付近での保全効果も期待できる。
解き方
- 現況と同じ粒径の細砂を投入すると、砂は海浜断面の沖合部まで広く分布するため、沖合部の海底面を保持するうえでは役立つが、汀線付近での保全効果はあまり期待できない(海岸保全施設の技術上の基準・同解説)。
- 汀線付近での保全効果を得るには、現況より粗い材料を用いる。(1)は細砂でも「汀線付近での保全効果も期待できる」としている点が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。細砂は沖合部の海底面の保持には役立つが、汀線付近の保全効果は期待できない。
- (2)適当。採取場所・運搬距離・社会的要因等を考慮し、効率的で環境影響の少ない工法を選ぶ。
- (3)適当。陸上施工では搬入路の確保や、養浜砂の背後地への飛散等を十分検討する。
- (4)適当。汚濁源となるシルト・有機物・ごみ等を陸上であらかじめ取り除く。
引っかけ:粗い材料は汀線付近にとどまって前浜を急勾配にし、細かい材料は沖合まで広がる。粒径と効果の現れる場所の対応を押さえる。
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論点ページ:海岸の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.38。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する