海岸堤防の施工上の留意点
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題A No.43の問題です。論点は「海岸」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
海岸堤防の施工に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 堤体の盛土材料には,原則として粘土を含まない粒径のそろった砂質又は砂礫質のものを使い,適当な含水量の状態で,各層,全面にわたり均等に締め固める。
解き方
- 海岸保全施設の技術上の基準・同解説に沿う北陸地方整備局の設計要領[海岸編]では、堤体の盛土材料は原則として多少粘土を含む砂質又は砂礫質のものを用いるとしており、適当な含水量の状態で各層・全面にわたり均等に締め固める。
- 粘土を含まない粒径のそろった砂は締め固めにくく透水性も高いので、堤体の材料に適さない。
- よって (3) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。海上工事では海水の濁りが問題となる場合があり、施工条件の考慮が重要である。
- (2)適当。強度の低い地盤では、必要に応じて押え盛土や地盤改良等を考慮する。
- (3)適当でない。正しくは原則として多少粘土を含む砂質又は砂礫質の材料を用いる。
- (4)適当。裏法勾配は堤体の安全性から定め、直高が大きい場合は小段の設置等を配慮する。
引っかけ:「粒径のそろった」はよい材料のように聞こえるが、よく締まるのは粒度分布のよい材料である。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題A No.43。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する