アスファルト舗装の補修
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.30の問題です。論点は「道路・舗装」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
道路のアスファルト舗装の補修に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) アスファルト舗装の流動によるわだち掘れが大きい場合は,その原因となっている層の上への薄層オーバーレイ工法を選定する。
解き方
- 流動によるわだち掘れが大きい場合は、原因となっている層を除去する切削オーバーレイや打換え工法を選ぶ。原因層の上に薄層オーバーレイを重ねても、流動は再発する(舗装施工便覧、舗装の維持修繕ガイドブック2013)。
- したがって(1)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。流動の原因層を除去する打換え等を選び、その上への薄層オーバーレイは避ける。
- (2)適当。即日開放すると内部温度が高く早期にわだち掘れが生じるため、舗装の冷却等を行う。
- (3)適当。たわみが大きい場合は、開削調査等で路床・路盤の原因を把握してから工法を選ぶ。
- (4)適当。リフレクションクラックの抑制には、クラック抑制シートや応力緩和層の採用等を検討する。
引っかけ:補修は「原因を除去する」が基本である。表面だけを直す工法を選ぶ記述は誤りになりやすい。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.32アスファルト舗装の路床の施工
令和8年度 問題A No.33アスファルト舗装の路盤の施工
令和8年度 問題A No.34アスファルト舗装の基層・表層の施工
令和8年度 問題A No.35アスファルト舗装の補修工法
令和8年度 問題A No.36排水性舗装の施工
論点ページ:道路・舗装の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.30。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する